こんにちは、ゆーじです。
単身赴任の時間を有効に使うものの一つに読書があります。意気込んで本を購入してきたは良いが、自宅に戻った瞬間に冷めてしまう。そんな経験ございませんか?
自宅に山積みされている書籍、もったいないですよね。効果的な読書方法を知ってください。そして「読書」に対する思い込みを捨ててください。それができたら新しい世界が広がります。
読書に関する思い込み
子供の頃から「読書」に関する教育は細かく受けていない。ただ、何となく本は大事な物だから綺麗に保たなければならない、最後までしっかり読んで理解しなければならないと思い込んでいる。「読破」「読了」と言う言葉に代表されるように、はじめから最後まで読み込むことが美徳とされています。
そして「本」には大きく分けて2種類存在しています。🌱
✅ 学習目的
快楽目的は、そもそも楽しむための読書ですので、ここでは大きく触れませんが、今回は「学習目的」の読書解説をさせて頂きます。
早く読むためのコツ
沢山読むために2つのコツがあります。
✅ 下処理
1)目的と期限の設定
本を読みはじめる前に設定しておくことで格段に速度が上がります。それが「目的」と「期限」です。
それほど難しく考える必要はありません。単にこの本を読んで「話す」「発表する」機会を想定します。友達に話してみる、家族に紹介してみる。このような目標を立てて下さい。そして「期限」も設定して下さい。明後日、来週まで、などです。
2)下処理
実はこれが極めて大事な部分です。魚をイメージして下さい。魚を調理するとき、先ずウロコを剥がし調理しやすく3枚におろします。この過程を読書にも応用します。
本を購入して先ずはじめに下処理をします。20分くらいかけて実施すると良いと言われています。
いつやるのか? 獲れた「当日」実施します。(購入日)
翌日になると興味が薄れ鮮度も落ちますので、獲れた当日実施します。
効率と理解度を向上させるテクニック
では具体的にどのように進めるのか。
🌱 優先順位
多分あなたは本を読み進めるときは「第1章」から順番にはじめていると思います。 なぜかそれが当たり前になっているのです。
でも違います。そんなルールはありません。
この概念も捨て去って下さい。大事なことははじめから読み進めて最後まで「読破」することではなく「吸収」することなのです。内容を理解して頭で整理できている状態。更にアウトプットができる状態を目指すのです。
下処理として読書を進める前に「キーワード調査」を行います。「タイトル」「帯」「袖」から、どんな内容なのかを想像しはじめて下さい。できれば5〜6個あたりをつけて印をつけて下さい。私はマーカーで直接書き込んでいます。本を綺麗に保つと言う概念も捨てて下さい。大事なことは「吸収」です。
その次に「目次」を熟読して下さい。なぜか読者は「目次」をないがしろにしています。ほぼスルーです。実はこれはブログで言う「サイトマップ」であり、本を読み進めるにあたり「羅針盤」や「地図」に相当する重要な部分なのです。羅針盤や地図がなくて船舶は航行できませんよね。「目次」を熟読することでこの本が言いたいだろう「メッセージ」や「キーワード」にあたりをつけます。
目次を熟読することで筆者のメッセージが伝わります。私はキーワードだと思うところに印をつけています。そして本文を読み進める過程で、予め予想していたキーワードができてきたら、そこにも印をつけています。
本は私の印だらけですが、この部分も勘違いしていませんか?
本は大事なものなので綺麗に使う?
そんなルールもありません。売却予定であればその限りではございませんが、基本的に書き込んで良いのです、汚くしたって良いのです。大事なのは理解することなのですから。🍀
そして「はじめに」「おわりに」を熟読します。音楽ライブに当てはめると、アーティストが最も表現したい場所は、オープニングの曲であったり、アンコール時の曲であったりします。本も全く同じなのです。
そして、ここまで20分くらいかけて下処理を進めます。そうすることで大事な「章」が見えてきます。つまり、下処理は重要箇所を探す時間の設定と言うことになります。
概ね、第3章、第4章が肝となる場合が多いので、私はこの章から読みはじめています。そうすることで「理解度」や「速度」が格段に上がります。更に事前のキーワード調査が合致していれば、後から良い返す時のために◉印をつけておくと良いでしょう。また、第1章や2章は概念的な要素が多いので最後に読んで確認する程度です。
まとめ
✅ 下処理<優先順位>
①「タイトル・帯・袖」
②「目次」
③「はじめに」「おわりに」
④「第3章」「第4章」
冒頭から申し上げているように、大切なことは本を綺麗に保つことや最初から読むことではありません。「早く・沢山・理解して」読むことなのです。そして、重要箇所にはマーカーを施し、アウトプット前にはその点を見直して整理すると非常に効果的なのです。
最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
引き続き、ご支援よろしくお願い申し上げます。🌱
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