単身赴任10年目で悟った、寂しい時の乗り切り方3つの法則

生活

こんにちは、ゆーじです。

 

2010年1月より単身赴任生活が始まり今年で10年目を迎えている。赴任先は福岡県と言うこともあり、確かに浮き足立ってワクワクした感覚がありましたが、直ぐに煩わしさと淋しさが勝ってしまいました。

 

私の場合、一人息子が当時小学4年生だった事もあり、赴任先へ戻る際はいつも後ろ髪を引かれる想いでした。そんな息子も今では大学3年生です。10年って本当に早いですよね。そんな私がこの10年間で身につけた寂しさを乗り越える3つの方法を共有したいと思います。

 

こんな方は是非ご覧位なって下さい。

 

これから単身赴任を始める方
仕事が忙しくてなかなか帰省出来ない方
自宅の様子が気になる方

 

 

単身赴任の辛さ

 

私の場合は結婚して15年、ひとり息子が9才の頃に単身赴任生活がスタートしました。妻の事は気にはなりましたが、やはり成長盛りの子供を妻に任せっ放しになってしまう後ろめたさ。あとは子供の学校行事に参加しにくくなってしまうのではないか。こんな不安が付きまとっていました。

 

また、仕事を終えて帰宅しても当然ながら誰も家に居ないし電気も消えている。今まで当たり前だったことがそうではなくなってしまう不安。正直な不安で一杯でしたが、これが赴任生活が始まって直ぐに現実のこととなってしまう。

 

想像以上に仕事が忙しく、なかなかの帰省する時間もお金もなく、平均で月に1度帰省できるかどうかの頻度でした。結果的に息子の小学校の父親参観日は一度も行ってやることが出来なかった。これだけは今でも心残りです。

 

また、風邪などで体調を崩したときは最悪でした。同僚が食物を購入してきてくれる事はありましたが、基本的には自分で体調管理して快復を待つ。これが大変でした。当時、新型インフルエンザに罹患してしまった時は本当に辛かったことを今でも鮮明に記憶しています。

 

 

着任したら必ず確認しておくこと

 

寂しさを乗り越えるために赴任して直ぐに確認しておくことをお示ししておきます。

①赴任先の同僚に単身赴任者がいるか、また帰省の頻度はどのくらいなのかを確認する
②赴任先の同僚で独身者を確認しておく
③同僚で所帯持ちの方の休日の過ごし方を聞いておく
④行きつけの居酒屋(定食屋)を徒歩圏内で作る
⑤るるぶ(街の情報誌)を買っておく

 

私はこの10年で、福岡県、埼玉県、兵庫県、宮城県、大阪府、東京都、また大阪府と引越しを繰り返してきましたが、上記の5点だけは必ず確認するようにしてきました。

 

 

①赴任先の同僚に単身赴任者がいるか、また帰省の頻度はどのくらいなのかを確認する

 

これは明確です。

単身赴任者の集い”の発足です。寂しさを分け合う惨めな集団の形成は必要不可欠です。話を聞いてあげたり聞いてもらったり、できれは異性よりも同性が良いと思います。男性であれば女性と想いがちですが、遠くにいる家族に余計な心配をさせないために必須です。

 

②赴任先の同僚で独身者を確認しておく

 

これも必須です。休日の日に共に過ごしたり、独身者であれば比較的自由に活動しているし声も掛けやすい。また、若い同僚であれば巷で何が流行っているのか情報収集しておくことをお勧めします。

 

③同僚で所帯持ちの方の休日の過ごし方を聞いておく

 

意外とこれが大事です。

休日にご当地のファミリーがどんな過ごし方をしてどこで遊んでいるのかをチェックしておく。後でも紹介しますが、家族が赴任先へ遊びに来た際は大きなポイントとなります。また、同僚の奥様と面識を持つ事で、救急時(私の場合は体調不調となったとき)などに力を貸してくれます。また、家族が遊びに来てくれた際は、お世話になったことを理由に一緒に食事したりするもの有効でした。

 

④行きつけの居酒屋(定食屋)を徒歩圏内で作る

 

私は会社以外の集団で救われたのがこれです。

顔馴染みの方が出来て親しくなれます。単身赴任の方もいれば地元の方もいる。意気投合して一緒にいる競馬に行ったり、ゴルフに連れて行ってもらったり、釣りに行った事もありました。転勤した後もSNSで繋がって居たりするので、個人的にはとてもよい財産になっています。

 

⑤るるぶ(街の情報誌)を買っておく

 

鉄板です。

家族が来た際に一番役に立つのがこれ。私は切り貼りして使用していました。後でもう少し詳細にご説明することにします。

 

 

寂しい時の乗越え方(3つの法則)

 

ここからは私が今でも実践している方法です。

 

⑴マインドのチェンジ

 

そもそも家族に頻繁に会えない環境を受け入れなければなりません。次に帰宅する時を楽しみにする事は当然です。では、それを倍増する方法をお示します。

 

メインは帰宅ではなく、”来てもらう”のです。

 

来てもらう事がメインにおく事で家族とのベクトルが合います。具体的には会社の同僚、独身者や所帯持の方々から休日の過ごし方を事前に共有しておき、自分で購入した”るるぶ”などの情報誌を重点個所だけ切り抜き独自の旅程表を作るのです。それを帰省時に持参して家族に見せるのです。

 

これを作ると時を忘れるだけでなく、帰省した時にも本当に盛り上がります。毎日の電話やwebでの会話も自然と花が咲きます。単身赴任の寂しい夜は、家族と電話やSNSなどを通じて旅程表を考案してオリジナルの企画を作る。

 

 

 

⑵夕食の風景や食べ物の写メを妻と共有してアドバイスをもらう

 

これも家族との距離を円滑にする手段の一つです。家族は単身先で夫がどんな生活をしているのか心配しているもの。どんな食事をしてるのか、そもそも栄養は偏っていないだろうかなどです。

 

私は夕食の風景などをSNSで送ったり、行きつけの居酒屋での風景などを共有していました。一人自宅で弁当を食す事もあったり、スーパーで買い出しして不慣れな料理をした事もあります。妻の助言を聴きながら時を忘れる事が出来ました。

 

居酒屋で知り合った全く別業界の方と妻を電話で会話してもらった事もあります。妻からしたら良い迷惑だったかもしれませんが、反面、安心感を与える事が出来たのではないかと思います。

 

 

 

⑶カーシェアリングの契約

 

単身赴任先に自家用車を持っていく事はお勧めしません。当初は私も持って行きってましたが、やはり経済的に大きな負担になるだけでなく、それほど乗る機会もありませんでした。その経費を浮かせて帰省費に費やした方が本当にマシです。

 

そこで私はカーシェアリングをはじめました。月々たった千円ほどでOK。駐車場やガソリン代、車検代などの維持費は一切不要です。乗りたい時に乗りたい車種に乗れる。しかも使用時間に応じて格安で車を利用できる。まさに単身赴任者のための事業だと思っています。

 

寂しい夜などはカーシェアで借りた車で夜中のドライブに出かけた事もあります。本当にスカッとしますし、燃費も気にせずにOKです。

 

 

 

 

まとめ

 

如何でしたでしょうか?

 

少し考え方を変えるだけで寂しい夜などの乗り越える事が出来ています。また、当然ながら家族も喜んでくれます。大学生になった息子は未だに10年ほど前の福岡での思い出を語ってくれます。

 

小学校の行事には参加してあげる事が出来ませんでしたが、反面、彼の友人にはない経験を沢山の作ってあげる事が出来ました。しかしながら、これを影で支えてくれていたのは妻の存在です。まだまだ単身赴任が続く人生ですが、解除された時、今度は私が全力で妻を支えようと思っています。

 

帰省するのではなく家族に来てもらう事を第一に考える
夜を過ごす風景を家族と共有しアドバイスをもらう
カーシェリングの活用

 

単身族の皆さん、素敵な夜を過しましょう!!

 

 

 

 

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