知らず知らず口に出してしまう最悪のフレーズ、その名も「人の成長を阻む禁断フレーズ」あなたはこれまでに考えたことありますか?
職場の同僚や部下だけでなく、あなたの友人や子供に対しても該当します。受け手の気持ちをちゃんと理解することで、あなたならきっと修正できると思います。また、あなた自身も周りから該当のフレーズを言われた時、心の保ち方を知っておくことも重要です。
そのまま放置してしまうと、あなたはビジネスだけではなく、周りの人から距離を置かれてしまう可能性が高いです。
人の成長を妨げる言ってはいけない言葉5選
それでは実際に問題となる「禁断のフレーズ」をご紹介します。
相手の気持ちを理解して言葉の持つ意味を考えてみましょう。
1)「あなたの為を思って言っている…」
このフレーズってつい口にしていませんか?
私も散々言い散らかしてきました。😓
一見、親切に感じるかも知れませんが、よく考えてみてください。このフレーズってどんなときに使っていますか?
相手に「何かを勧めるとき」「何かをお願いするとき」「何かをさせるとき」ですよね?
✅ 子供に何かをさせるとき
✅ 部下に何かをさせるとき
✅ 人を同調させるとき
このフレーズの裏に隠された真意は、「良いから私の言うことを聞きなさい!」☠️ なのです。勧める根拠は説明できませんが、相手を縛りつけておきたい、と思う気持ちなのです。「納得」「合意」を得ることを無視した失策ですね。
もしもあなたがこのフレーズに出くわしたときはこう対処しましょう!
「どうして私の為になるのか説明していただけませんか?」🍀
2)「昔はそれが普通だったのに…」
ヤバイですね、私も経験あります。😅
今となってはどうしてこんなフレーズを言ってしまったのか思い出せませんが、恐らく普通という言葉を通して「そうあるべき」に同調させたかったのでしょう。つまり、自分の「価値観の押し売り」をしていたことになります。
折角新しいアイデアが出てきても、過去の成功事例が頭から離れていないと受け入れにくくなります。進化を遂げる為には新しいアイデアを積極的に受け入れて改善していく。この軸がしっかりできていると「昔はそれが普通だった」と言うフレーズは出てこない。人を成長させたいのであれば、決して使ってはいけない「禁断のフレーズ」なのである。
この裏に隠された真意は「そうあるべきでしょ!」と言うブレーキです。
もしもあなたがこのフレーズに出くわしたときはこう対処しましょう!
「昔のやり方の方が良いと言うことでしょうか?」🍀
3)「どちら側にも問題あるよね」
このフレーズには複数の場面が思いつきます。結局はどっちつかずで「正しい」人を装いたい人、どちらが正しいのか「判断したくない人」、或いは「上から目線」でまとめたい人が思いつきます。
「イジメ」「セクハラ」の場面で要注意です。
セクハラをした側、された側、で「そんな服装をしているから仕方ない」…
ありそうですよね。こんなとき「どちら側にも問題がある」と言われた場合どうなんでしょう。SOSで駆け込んだ先で逆に傷つけられてしまうことになりませんか?
同じような類似フレーズに「いちいち取り合っていたら、そいつと同じレベルになってしまうよ」があります。これも全く同じです。☠️
もしもあなたがこのフレーズに出くわしたときはこう対処しましょう!
「この人はコミットメントしたくないズルい人なんだ!」と理解する🍀
4)「言われた本人が何とも言っていないんで良い」
良くある場面を紹介します。
昨日○○さんのプレゼン後の質疑で、見下した態度の質問がありましたけど、あれってどうなんでしょうか?これに対して「○○さんが何とも言ってないので良いのでは?」と。☠️
この背景には、○○さんが傷ついていることに気付くチャンスを「無視」している状態。または「お前がいちいち口を挟まなくて良い」的な印象を受けます。
このように相談されたら、しっかり話を聞いた上で、どのように対応すべきか考えることが重要です。先ほど同様に、本人は「SOSを出せない」でいる場合が多いはずです。
5)「もっと早く言ってくれていたら…」
はい、これもダメです。
本当に困っていときは相談できないことが多いはず。
責任逃れと言うか、後ろめたさから逃れるために用意されている「悪魔のフレーズ」の典型例。このようなときはシンプルにこう返してあげましょう!
たったこれで良いのです。「魔法の言葉」ですよ!🌼
まとめ
人の成長性阻害する「禁断のフレーズ」5選です。
口は禍のもとです。人には耳が2つ、口が1つしかない理由として「余計なことは言わずしっかり聞くことが大事」と解釈する教えがあります。
心に留めていただければ幸いです。🌼
最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
また頑張って記事を書いて参りますので、引き続きご支援よろしくお願い申し上げます。💓
<関連記事>
部下からの信頼回復、もう一度確認したいあなたの行動
コメント