5G/IOTビジネスを成功させる為の潜在的ニーズの掘り起こし

仕事

5Gが導入されて何が変わるのか?

 

 

2019年春から既に米国や韓国では世界に先駆けて5Gを掲げている。
あなたは5Gについてどこまで認識していますか?

 

「第五世代」と漢字で書けばなんとなくイメージできるかも知れません。「G」って重力ではなく「Generation」です。ここ知らない人、結構います。

 

 

 

 

次の時代が見えている者のみが成功する

 

 

 

本邦における5Gの完全普及は2025年と想定されている。では、5Gに伴い生活がどのように変化するのか想像できますか?

 

 

恐らく毎日の生活が一変し、今では考えられない世界が普通に広がっているはずです。ビジネス的に言い換えれば、膨大な「チャンス」がある一方で、奈落の底へ「転落」する方も続出します。つまり、勝者と敗者が完全に「二極化」します。

 

 

既に何らかの手を打っているあなたは恐らく勝ち組でしょう。しかし、全く考えていないのであれば間違いなく「転落」します。でも安心してくださいね、今日から考えれば良いのです。🌱

 

 

 

<ヒント>
✅ B2B2X
✅ XaaS

 

 

 

IT進化過程の検証

 

これまでのIT進歩を振り返ってみると、大凡10年毎に大きな技術革新があったことが分かります。私が学生だった頃、日本中を席巻していたドラマ「東京ラブストーリー」をご存知ですか? ドラマの中で登場する携帯電話、鈴木保奈美さん演じる「リカ」が使っていた携帯電話、今では考えられません。タレントのノラさんの持っているアレです。

 

 

✅ 1980年代 1G   携帯電話(らしきもの)の登場
✅ 1990年  2G   メールの登場
✅ 2001年     3G   imode ezwebなどのインターネット
✅ 2012年  4G  携帯での動画閲覧、スマホゲーム

 

 

90年代に入り携帯でメールができるようになりとても驚きました。それまでは電話か手紙でしか対処できなかった連絡が携帯電話のメールで完結してまう。

 

 

更に2000年代に入り「3G」の技術革新。携帯で「インターネット」にアクセスできるようになり、一気に参入してきたのが「imode」「ezweb」です。この辺りは記憶に新しいのではないでしょうか。また、この少し後にスマホの原型となる「iPhane」が登場しています。

 

 

2021年から「4G」になり、いよいよ携帯で「動画閲覧」「スマホゲーム」ができるようになりました。「3G」に抵抗を示していたガラケー族もすっかり影を潜めました。

 

 

5Gが可能にするもの

 

上記でお示したように、10年毎に技術革新が行われて来た。今までは単に1世代前にできなかった問題点を修正して広げる程度の改革でしたが、果たしてこれからの「5G」はどうなんだろうか。現段階で確認されている進化を下記にお示しします。

 

 

✅ 高速大容量通信
✅ 超信頼、低遅延の実現
✅ 多数同時接続

 

 

「ビームフォーミング」「エッジコンピューティング」と言う技術改革が行実施され、現在の「100倍」程の高速通信が可能になると言う。例えば、2時間の動画を3秒でダウンロードできるようになります。また、アクセス数に応じて速度が落ちていた環境も修正されるため、災害時のスマホ利用制限などは解消します。当然、携帯の通信制限も見直され、繋がり放題の環境になるでしょう。

 

 

 

 

 

①折り畳みスマホの台頭

 

既に韓国のサムソン社が発売しています。この技術革新がもたらす可能性は無限大です。高画質画像が瞬時にダウンロードできてどこでも誰でも閲覧が可能です。

 

 

 

②VR/AR

 

「遠隔」「リアルタイム」「マルチアングル」が可能になり、一度に複数のカメラアングルを好みに応じて観ることができる。「ライブ」「スポーツ」の観戦方法が劇的に変化します。野球観戦やアイドルのライブも推しメンだけに集中して追いかけることも可能になります。ライブ会場でも携帯片手に参加する方も間違いなく増えそうですね。

 

 

 

③クラウドゲーミングの標準化

 

Google「STADIA」に代表される革新が行われます。クラウド上に全てのゲームが格納されており「今すぐ」「誰でも」「何人でも」コントローラーさえあれば参加できるようになります。

 

 

④自動車運転

 

「コネクテッドカー」に代表されるテスラ・モーターズ社が車にインターネットを融合させた新未来の車を開発しているが、そもそもその概念すら変わりそうです。つまり、「ネットに接続されているスマホに人が乗れるようになる」的な発想です。驚くことに、中国の「Byton社」は既に開発を進めています。

 

 

⑤医療

 

超低遅延が可能にする代表的なものに「遠隔手術」がある。具体的には、その分野で著名な世界中の名医による遠隔手術が可能になると言うこと。また「AI」の進化に伴い手術中の「手振れミス」が修正され、もしかしたら「ロボット手術」が主流になる可能性だってあります。

 

自動運転が本格始動すれば「コネクテッド救急車」の登場が見えて来る。つまり、路上にコンピューター制御されているコネクテッドカーが多くなれば、救急車を優先的に通すシステムが稼働し、更に救急搬送中に車内でロボットによる緊急手術が可能になるかも知れない。

 

 

⑥無人コンビニ

 

「Amazon GO」のようにレジに並ぶ必要がなくなります。最近日本でもSuicaを用いた同じようなシステムが開発されていますが、タッチレスゲートのみで自由に商品を選び、退店時に自動決済されるシステムが登場するでしょう。

 

 

 

今考えるべきこと

 

「潜在的需要の発見」が重要です。

 

✅「B2C 」「B2C」から「B2B2X」へ。
✅  「SaaS」「MaaS」から「XaaS」へ。

 

 

「Business to Customer」「Business to Business」のモデルからの進化が求められ、今までのビジネスのあり方に「5G」の概念が加わります。つまり、「IOTビジネス」を融合させる必要があります。全てのモノがインターネットに接続される環境を想定し先手を打っておくことが極めて重要です。「B2B2X」は今までのビジネスモデルに「通信環境」を含めたモデルです。

 

 

「Software as a Service」「Mobility as a Service」から
「X as a Service」への変更。マイクロソフト社が従来のOffice販売から365のようなシステムを販売する方向に舵を切った。また、トヨタ自動車も車を使った無人輸送システムの開発に乗り出している。

 

 

まとめ

 

「5G」の普及でビジネスや生活環境が激変します。当然のことながら今のビジネス方法では全く通用しなくなる部分も出て参ります。

 

 

「AI」「IOT」の進化と合わせて「高速大容量通信」が可能になり、営業の仕方や店舗運営なども含め「仕事」や「暮らし」の軸が根本的に変わります。しかしながら、進化とともに新たな「リスク」が増えるのも事実です。「ライバシーの露出」や「地域格差」など新たな問題を抱えることになります。

 

 

今から「何ができるのか」「何を準備すべきか」検討を始めましょう。🌱
始めないとあなたの未来は限定的になってしまいます。「次の時代が見えている者のみが成功する」瞬間がすぐそこまで来ているのです。

 

 

参考図書

 

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